追記：オダギリジョー出演の「Plastic City」

　第65回「ベネチア国際映画祭」のコンペティション部門にノミネートされたユー・リクウァイ（余力為）監督の「Plastic City」も忘れてはならない。この作品は日本・中国・ブラジル合作映画で、アンソニー・ウォン（黄秋生）、オダギリジョー、ホァン・イー（黄奕）らが出演している。ユー・リクウァイ監督は、06年のヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞「長江哀歌」で知られる名匠で、日系ブラジル人青年にふんするオダギリジョーを採用するなど、アジアを意識した作品だ。

　オダギリジョーといえば、本名　小田切 譲（1976年2月16日−生）。岡山県津山市出身でご存知「オダジョー」である。『血と骨』で日本アカデミー最優秀助演男優賞他各賞を総なめにし、『ゆれる』『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞と波に乗る男である。ファッションセンスは抜群で、今もファッション雑誌の表紙を飾るが、カンヌ国際映画祭ではタキシードを腕まくりして歩いた事も有名である。
　あと、河本準一（お笑いコンビ次長課長）が小学校で同級らしいが、「Plastic City」とはまったく関係が無い。

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