赤福営業再開

 和菓子の老舗「赤福」(三重県伊勢市)が消費期限などを偽装していた問題で、三重県は30日午前、再発防止策が確認できたとして、食品衛生法違反で下した営業禁止処分を、昨年10月19日以来3カ月余ぶりに解除した。これを受け、同社は営業再開について、伊勢市内の直営店から段階的に販売範囲を広げていく方針を明らかにした。関係者によると、来週中にも再開したい意向という。


  赤福の営業再開は非常にうれしいし、103日もの間営業禁止処分になったことで、禊ぎは終わった気がする。しかし、浜田典保社長(45)は自ら「品質管理の落ち度が(偽装の)第一の原因だったので、管理がきっちりできる本店をはじめ伊勢の直営店でまず再開したい。」と述べた。


 おいおい、ちゃうやろ。営利主義に走ったからこそ、今回の偽装になったのであって、「品質管理の落ち度」なんて次の次だ。わかっちゃいない。三重県の野呂昭彦知事も、「食中毒の被害などはなかったが、消費者の信頼を非常に傷つけた。赤福は今回の反省と改善を契機に、消費者の信頼回復に努めてもらいたい」と甘い注文を付けた。もっと、ガツンと言ってやれ!


 何か腹がたってきた、2日前28日には大阪・名古屋の2営業所の菓子製造業の廃業届を提出し、受理された。当然業務を縮小し体質を変えるつもりらしいが、社長がこれでは棘の道が立ちはだかる。


赤福なんぞ、俺は一生食わんぞ!』と云ってみる。