北朝鮮ミサイル速報システム、自治体3割で困難

 北朝鮮が12日以降の発射を予告している弾道ミサイルの情報を速報するため、政府が活用する全国瞬時警報システム(Jアラート)が、全国の3割超の自治体で情報を自動的に住民へ伝えられないことがわかった。
 防災行政無線がないことや老朽化していることが主な原因で、ミサイルが上空を通過する予定の沖縄県内でも41自治体中14自治体で自動速報できない状態に陥っている。
 政府は沖縄県内の自治体・住民に対し、発射情報をJアラートで速報し、万が一、ミサイルが予定ルートを外れ、日本の領域に飛来する恐れがある場合は、屋内避難などを住民に呼びかける。
 政府が今回、ミサイル発射情報に初めてJアラートを活用することにしたのは、Jアラートの情報が届く受信機が全国98・4%(昨年12月現在)の自治体にあり、上空を通過するとみられる沖縄県でも全41自治体に設置されているためだ。
 しかし、総務省消防庁によると、速報するには防災無線などのスイッチを入れる自動起動装置が必要で、これを導入済みの自治体は、全国で66%(同)にとどまっている。
 沖縄県の14自治体でも、防災無線の未整備や老朽化などから同装置を設置できず、受信機に情報が届いても自動的に住民に速報できない。(2012年4月6日08時15分 読売新聞)


 迷惑な12日発射予定の北朝鮮弾道ミサイルであるが、弾道ミサイルの情報は全国瞬時警報システム(Jアラート)で自動的に全国の自治体に発せられるそうです。上のよみうりの記事でもどう国民に知らせるか難しいところでありますが
どうなることでしょうか。

『国民保護サイレン』14秒 吹鳴
「ミサイル発射情報。ミサイル発射情報。 当地域に着弾する可能性があります。屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけてください。」
  【3回繰り返し】

この『国民保護サイレン』は嫌な音です。参考に「 http://www.youtube.com/watch?v=Xuf4BbxhE_o 」あげておきますが、あまり聞きたくない音です。