汚染水用タンクの輸送作業始まる 東電、福島第一へ

 東京電力は4日夜、福島第一原子力発電所から出る放射性物質を含んだ汚染水や、処理した水を保管する大型タンクの輸送作業を始めた。製造を請け負った玉田工業(本社・金沢市)の関東工場(栃木県鹿沼市)では4日夕、約100基のタンクが並べられ、大型トレーラーで運び出す準備が進んでいた。

 タンクは貯蔵可能な水の量が100トンと120トンの2種類で、長さは13〜15メートル。いずれも同社の関東工場と九州工場(熊本県菊池市)で製造する。8月中旬までに計370基を運び込み、合計で約4万トンの水を蓄える計画だ。


 むなしい写真である。
どんどん汚染水が垂れ流しで出てくる。汚染水の入れる所も無いし、海にも捨てれない。だからどんどん汚染水用タンクを作る、そして現地に運ぶ。こんなことは子供で考えることである。誰かを儲けさせる仕組みをお役所が考えたと考えるだけである。

 原因の根本を明確にせずに、溢れたものを入れるものを作る。政府が今までやってきた延長線上ではこうなるのだろう。3月11日から何か進展したのだろうか。何の対策も進んでないのは子供でも分かる。むなしくなるばかりである。