第92回全国高校野球:三重大会 来月16日開幕 /三重

 ◇高田の大鹿主将が宣誓
 第92回全国高校野球選手権三重大会(県高野連朝日新聞社主催。毎日新聞社後援)の組み合わせ抽選会が25日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで行われた。今年は去年より1校多い66校が出場、7月16日から県内4球場で、夢の甲子園を目指して熱い戦いを繰り広げる。

 抽選は、シード校4校以外の62校の主将が緊張した面持ちで番号の書かれたボールを引き、番号と学校名を発表した。対戦相手が決まるたび、会場からはどよめきや歓声が上がっていた。

 開会式の選手宣誓は高田の大鹿秀海(ひでみ)主将(3年)に決まった。開会式直後の開幕戦では、高田と神戸が対戦する。神戸の今村友哉主将(3年)は「人を興奮させるような試合をしたい」と話し、高田の大鹿主将は「素晴らしい機会なので、選手の意識が高まる宣誓をしたい。開幕戦では感動を与える試合をしたい」と抱負を語った。決勝は7月28日、四日市市霞ケ浦球場で行われる。

 私の住むい一身田は高田高校の地元である。私の借りている畑の小道を高田高校の坊主頭の球児が大きなカバンを自転車に乗せて走っていくが、結構気さくにあいさつしてくれる。練習試合の相手を聞いたりすると敬語で話してくれるから気分がいいのである。今度会ったら対戦相手の事でも聞いてみようかと思うのであるが、「キュウリもってけ・・」、とか「トマトやるわ・・」なんてことは言ったことない。


 そういえば3年前も高田高校が開幕戦のカードを引き当てたが、今回は選手宣誓も高田の大鹿秀海(ひでみ)主将だ。この主将が畑の横を通って行くわけではないと思うのだが、是非とも初戦を勝って欲しいと願うばかりである。


 もう夏の大会も開幕だ。