日航株、ストップ安7円で売買成立

 13日午前の東京株式市場は、経営再建中の日本航空株に大量の売り注文が殺到し、値が付かない特別売り気配の状態で始まったが、徐々に売り注文と買い注文が均衡し、9時27分に値幅制限の下限(ストップ安)となる7円で一部売買が成立した。

 東京証券取引所は、一定の時間ごとに値幅を更新して買い手を募り、日航の前日終値(37円)から5分おきに5円ずつ値を下げて提示。午前9時25分ごろ、売りが4億9000万株に対し、買いが4億3000万株とほぼ均衡し、その直後に値が付いた。

 日本航空をめぐっては、法的整理で100%減資し、上場を廃止する方向が有力視され、売りが殺到している。市場では上場廃止への警戒感が強いが、短期間での利益確保を狙った買い注文が下値で入り、寄り付いた。

 まさか、あの「JAL」が『7円』とは・・・。
1000株買注文入れて見たが後場どうなるだろう。こうなれば、最低『1円』も夢ではない。そうなれば10000株もおもしろそうである。本のしおりにするのも、乙である。


 再建は前途多難である。最高経営責任者(CEO)として政府と企業再生支援機構が就任を打診している京セラの稲盛和夫名誉会長(77)が、就任を受諾する公算が大きくなってきたそうであるが、民主党政権になったことから「親方日の丸」体質では乗り切れなくなった内情は当たり前の姿である。