亀田興毅が内藤大助に判定勝ち WBC世界フライ級戦

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチが29日、さいたまスーパーアリーナで行われた。挑戦者で同級3位、亀田興毅(23)=亀田=が、同級王者の内藤大助(35)=宮田=を3−0の判定で破り新王者となった。

 亀田興は世界ボクシング協会WBAライトフライ級に続く国内7人目の世界2階級制覇。内藤は、日本人の世界同級王座防衛回数単独最多(国内最多は勇利アルバチャコフの9回)を狙ったが果たせなかった。

 内藤大助が負けた。腫れあがった顔には、すっきりした安堵感のような印象を感じた。観客に深々と頭を下げる彼は、引退を覚悟しているのであろうか・・・。


 35歳の年齢で、もっともっと頑張って活躍してほしいというのが個人的な意見であるが、興毅に負けたのが心残りだ。もう1度、興毅に挑んで欲しいと願うばかりである。ひとまずご苦労さん、奥さんの真弓さんとゆっくりとしてください。