市橋容疑者に対するマスコミに思う

 千葉県市川市のマンションで平成19年、英国人の英会話講師、リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=が他殺体で見つかった事件で12日午前、市橋達也容疑者(30)が送検される際、千葉県警行徳署周辺で整理に当たっていた警察官の職務を妨害したとして、同署は公務執行妨害の現行犯で、TBS所属の男を逮捕した。

 行徳署によると、男は同日午前11時半ごろ、市橋容疑者が送検される際、警察官の制止を振り切り市橋容疑者を乗せた車に近づいて、公務の執行を妨害したなどとされる。

 同局の関係者によると、男は「みのもんたの朝ズバッ!」のディレクターとの情報があるという。

 男は市橋容疑者送検の取材のため、行徳署の門の脇にいたが、市橋容疑者を乗せたワゴン車が門を出たところで、県警が張っていた規制用のロープを越え、警戒していた警察官の制止を振り切り車を追い掛けた。

  昨日からこの報道でうんざりしている。容疑者が捕まり、マスコミ関係者が彼に対して罵声をあびせている。容疑者が被っている服をはぎ取って写真を取ろうと騒然としているものばかりある。


 罵声の内容も人として恥ずかしいものである。マスコミとはこんな人たちの集団であるのなら、テレビも見たくないのである。市橋達也容疑者(30)の整形前と整形後の写真も何回見ただろう。あの無機質な映像はもう御免であるし、罵倒する声も聞きたくないのである。