花巻東・菊池「面談する前より迷っている」

 米大リーグ挑戦か、日本のプロ野球入りかで注目される菊池雄星投手(18)の日米20球団との面談が20日、終了した。最終日のこの日はマリナーズ、メッツ、ヤンキース、インディアンスと面談。佐々木洋監督も同席した。岩手県花巻市花巻東高で会見した菊池は日米両球界の印象について「どちらもすばらしいと思ったので、どちらも行きたい。五分五分」と揺れる胸中を明かし、「なるべく早く結論を出したい」と、29日の日本のドラフト前に結論を出す方針を示した。



高校生の菊池雄星投手(18)が日米20球団を呼んで1球団30分ずつ話を聞いたそうだが、「面談する前より迷っている」ともらしたそうな・・・。


 当り前である、18歳に何が分かろうか。たかが高校野球の投手である。就職活動の一環ではあるまいし、相手は良いことしか言わないのである。菊池君の将来よりも、自分ところの球団の将来を見つめている人間達である、高校生なりの彼の意思はないのか残念でしょうがない。


 話は変わるが、米大リーグ、マリナーズ城島健司捕手(33)が残り2年の契約を破棄して日本球界に復帰する意向を発表した。彼は、残り2年で得られる約15億円の年俸を犠牲にしてでも、野球というプレイを望み多くの出場機会を日本で求めるようだ。そこには野球を通して強い意思を感じてしまう。ファンはそういうものを望んでいるのだが・・・。