景気悪化で「粉物」に脚光=材料費安く、おなかも満足

 お好み焼きやホットケーキなどが作れるミックス粉の需要がじわりと拡大している。景気悪化の影響で外食を控えて家で食事をする「内食」志向が高まる中、材料費が安くておなかも満たせる「粉物」が消費者に見直されているようだ。
 お好み焼き粉やホットケーキ粉のスーパー店頭価格は、12枚焼ける600グラム入りがおおむね300円強。他の材料代を含めても1食分を安く済ませられるのが魅力だ。
 日清フーズ(東京)によると、2008年度の家庭用お好み焼き粉(たこ焼き粉を含む)の市場規模は前年度比16.7%増の126億円。値上げの影響で膨らんだ面もあるが、増加は4年連続だ。特に07年度(3.8%増)から伸びが高まっており、世界同時不況の影響をうかがわせる。足元の09年4〜8月も8.5%増と堅調で、同社は「経済的なお好み焼きが注目された」(広報)とみる。
 ホットケーキ粉も好調だ。森永製菓によると、こちらも07年ごろから市場が徐々に拡大。08年に入ると月ごとの伸び率が10%台に上がった。09年4〜9月は20%以上の伸びで、「不景気になると売れ行きが良くなる傾向がある」(担当者)と話す。


 うーん、なるほど。「粉物」・・・・「粉もん」、コナモン
あれれ、日本コナモン協会なんて協会もある。これはうどんやたこ焼きなどの粉を原料とする食品の認知と普及などを目的として設立されたそうな。不景気になるとこういうものが売れるらしい。


 我輩、粉もんの中でも、ホットケーキはだめだ。あれは23年前、息子が小さい時に喫茶店に入って食べたのを最後に口に入れていない。ああ、鳥肌が立ってきた。だめだ・・・。