吉田えりにラブコール///「新リーグ発足目指す」と三重球団
野球の関西独立リーグへの来季参入を断念した三重球団の壁矢慶一郎代表取締役（６３）が３日、津市内の球団事務所で会見を行い、新しく独立リーグを立ち上げる考えを明らかにした。
新リーグは来季４月の開幕を目指し、三重を含め３〜４球団で構成。すでに兵庫・淡路島を中心とした新球団の設立が進められているという。壁矢代表は球団経営に関心のある個人、企業などから「２、３のオファーがある」と説明した。
選手給与は２月から１０月までの９カ月間、月１５万円プラス出来高を予定。来月中旬にもトライアウトの開催する。
会見に同席した元中日の谷沢健一・三重球団ＡＴＯ（アドバイザー・ツー・オーナー）は「新たな独立リーグとして、しっかりとした基盤をつくっていくことが、われわれの責任」と語った。また神戸退団の意思を表明している吉田えり投手（１７）に対し、壁矢代表は「新リーグとしてはぜひ獲得したい人材」とラブコールを送った。
三重スリーアローズ（三重県民球団）は、2008年に三重県に発足した野球のクラブチームである。2010年度から関西独立リーグに加盟する予定であったが、資金難からはっきりしない運営に意見が合わない関西独立リーグを脱退（2009年10月）。新たに独自の独立リーグを結成することを明らかにしている。
三重スリーアローズ（Mie Three Arrows）の監督は松岡弘（元ヤクルト）、 コーチは藤波行雄、前原博之が決まっており、アドバイザー・ツー・オーナーは元中日の谷沢健一氏である。
本拠地は津球場公園内野球場、練習拠点は「安濃中央総合公園」、青山高原麓に素晴らしい寮も決まり、着々と地盤も固まってきたところだ。ここに「ナックル姫」こと、吉田えり投手（１７）を迎えてくれたら、ファンクラブ会員に是非なりたいと思っているのである。
