ベッドが車いすに変身 パナがロボット開発

 パナソニックは18日、ベッドが車いすに変身する介護用のロボット「ロボティックベッド」を開発した、と発表した。利用者が車いすに移る際の転落の恐れがなく、介護者の負担も軽減されるのが特徴。

 介護が必要な人が自分の意思で移動できるなど、自立を支援する狙いもある。

 ベッドと車いすの分離・合体はロボットが自動で行うほか、車いす状態で運転する場合、自動的に人や障害物を回避し安全を確保するという。

 同社は、2009年度の経営方針にロボット事業の強化を掲げており、今回の開発もその一環。15年ごろの商品化を目指している。



 『ロボティックベッド』ができたそうな。たいそうなロボットで「自らの意思で容易に食卓テーブルにつく」、「家族の団欒に集う」というコンセプトに合うものらしいが、でかい代物である。家庭用に1台というわけには、価格でも、大きさからもいかないだろう。


 産業用ロボットは近年安くなってきたのであるが、まだまだ家庭に入るようなものは少ない。誤操作や暴走による安全性が確立してないからである。これに対し、ロボティックベッドはテレビ視聴をはじめ、ネット家電との連携や、セキュリティカメラの確認も可能な情報インターフェース「ロボティックキャノピー」を搭載。ディスプレイ部は姿勢に応じて位置を変え、車いす分離時は安全に跳ね上がるという。


 まあ、今のところこんなものが作れると言ったメーカーの発表のようなものである。我が家に1台というには程遠いような気がする。