横浜の工藤、戦力外。・・・46歳現役続行

 プロ野球の横浜は15日、現役最年長の工藤公康選手(46)と来季の契約を結ばないと発表した。工藤は現役続行を希望しており、移籍先を求めることになる。
 2年連続最下位が濃厚の横浜は若返りを図る方針で、13日に戦力外通告を行い、コーチ就任を要請。工藤はこの日、現役を続ける意向を伝えてきたという。村上忠則チーム運営部門統括は「球団としてもサポートしたい」と語り、今季終了後に自由契約とし、移籍先探しに協力する考え。
 工藤は報道陣に「どこかできるところで最善を尽くしたい。(移籍先は)国内しか考えていない」などと語った。
 工藤は4月8日の巨人2回戦(横浜)に先発で今季初登板し、プロ実働年数の歴代最長記録を28年に伸ばしたが、5回8失点に終わり、その後は救援で登板。衰えが目立ち、14日現在で37試合、2勝2敗、防御率6.89の成績だった。5月に46歳で勝ち、セ・リーグ最年長勝利投手の記録を更新している。
 西武の主力投手として黄金時代を築いた工藤はダイエー(現ソフトバンク)、巨人を経て2007年から横浜でプレーしていた。通算224勝。

 



 横浜!腑甲斐ない球団である。すべてがかみ合わない、骨のない球団だ。

 
 工藤公康、46歳、自称「ハマのおじさん」が居なくなったら「ハマ」はどこへ行くのだろうと心配してやるが、最下位チームでは工藤のような大投手を食わせることができないのだろう。


 工藤公康イチローと同じ名電(名古屋電気高等学校愛工大名電)の出身である。全盛期は優勝請負人とまで言われ、3球団で優勝と日本一を経験している野球人である。


 46歳で現役を続ける意思を持ち続けることは並大抵のことではない。だから、不屈の闘志で投げ続けて欲しいというのがファンの気持ちである。あの人気のない球団で、工藤が登板すれば球場の空気は引き締まり、盛り上がる。そんな力を彼にはあるのである。


 だから、もっと投げ続けて欲しいのである。