「子ども向け運転台」・・・山陽新幹線500系「こだま」

 JR西日本は19日から、新大阪−博多間を走る山陽新幹線の500系「こだま」の自由席に、子ども向けの運転台を順次設置する。11月中旬までに全5編成に配備される。

乗客の「子どもが退屈しないサービスを」との声に応えた。ハンドルやスイッチは本物に近く、ランプも点灯。運転室から見る風景の写真を前面に張り、臨場感は抜群とか。

 8号車前部の2列8席を取り外して設置する。500系は人気が高く、JR西は「席を減らすのに引きあう効果を」と、「小さな運転士」が続々と誕生することを期待。


 JRもなかなか楽しいことを考えてくれる。運転席には大人も入れないからこういうサービスには「ぐっ」とくる。その昔、山陽本線に乗った時、運転手さんは子供を運転席にいれてくれたものだ。そういう余裕みたいなものがあったが、今は秒管理の運行ではなかなか昔のようにはいかない。


「こだま」も0系から500系と大きくデザインは変わった。乗る人の考え方も変わったが、子供の小さな思いは運転席に座れば大きく膨らむだろう。子供たちの顔が浮かぶようである。


http://www.jr-odekake.net/navi/shinkansen/knowledge/500kei_okosama/