遼クン、独走で今季3勝目!賞金ランクトップ/フジサンケイゴルフ

男子ゴルフのフジサンケイクラシック最終日は6日、山梨県富士桜CC(7397ヤード、パー71)で行い、2日目から首位に立った17歳の石川遼(東京・杉並学院高3年)が通算12アンダー、272で逃げ切り優勝、賞金2200万円を獲得した。8月のサン・クロレラクラシックに次いで今季3勝目で、ツアー通算5勝目。今季の獲得賞金額を9303万円として、賞金ランキング(海外獲得分を含む)でトップに立った。

 石川は2位に2打差の11アンダーでスタート。前半1ボギーと苦しんだが、後半は4バーディー、2ボギーとスコアを伸ばし、2位の丸山大輔に5打差をつけて快勝した。6アンダーの3位は小田孔明。前週優勝の池田勇太片山晋呉らとともに3アンダーの6位。

 やはり凄い!ダントツの優勝である。彼の凄さは敵を作らない凄さである。2位、3位の丸山、小田にも悔しさは残るが、憎さはないだろう。そんなところが凄いのである。