世界柔道 上野順恵も金メダル…女子63キロ級

 柔道の世界選手権は第3日の28日、男女2階級を行い、女子63キロ級の上野順恵(よしえ)(26)=三井住友海上=が初優勝した。日本選手の同級の優勝は10年ぶり。今大会での女子の金メダル獲得は、初日から3日連続で3個目となった。

 上野は準決勝まで4試合連続の一本勝ち。決勝も北京五輪3位のベレブールトセ(オランダ)から大外刈りで技ありを奪い、そのまま抑え込んで一本勝ちした。

 上野は2002年の世界ジュニア選手権を制するなど、早くから63キロ級の実力者として知られていた。五輪2連覇の谷本歩実コマツ)の陰に長く隠れており、今大会が初代表だった。70キロ級でアテネ、北京両五輪を2連覇した上野雅恵(30)は姉。



 女子は3個目の金メダルである。それに比べて男子は情けない。まだメダルなしである。男子の監督は篠原信一監督であるが、初の世界選手権、口が軽いので有名であるが選手の心をつかめてないようだ。

まあ、あと2日、頑張ってもらおうではないか。