第91回全国高校野球選手権大会 決勝戦
両校とも打線が活発で、打撃戦の可能性が高い。総合力では中京大中京が優位に立つが、新潟県勢として春夏通じて初の決勝に臨む日本文理は勢いに乗っている。
春夏合わせて11度目の優勝を狙う中京大中京は、準決勝で4本塁打を放って大勝した。打率5割6分5厘の3番河合ら、中軸3人は計25打点と破壊力がある。
堂林は打たせて取る持ち味を発揮しており、2年生の森本も先発を含め3試合に登板している。継投のタイミングも勝負の鍵になりそう。
日本文理は大会史上初の2試合連続毎回安打を記録し、全4試合で2けた安打をマーク。チーム打率は4割を超える。
伊藤は緩い球をうまく使い、36回を投げて41奪三振。ただ、1人で投げ抜いており、疲れはピークだろう。守備でもり立て、打撃で早めに援護したい。
ああ、どちらも強そうである。そういえばNHKの「天地人」は面白い、勝利の女神は新潟にたなびくのか、愛知の中京大中京に来るのか判らなくなってきた。
でも、3年生では日本で一番長く野球が出来る選手たちだ。悔いが残らないように頑張ってほしいものである。