トヨタ、プリウス5月の販売台数1万台超、初の首位、インサイト3位

 日本自動車販売協会連合会は4日、5月の車名別新車販売台数(軽自動車を除く)を発表し、トヨタ自動車<7203>が同月に新型を発売したハイブリッド車プリウス」が1万915台(新旧モデルの合計)となり、初めて首位に立った。先月の新車販売台数が首位となったホンダ<7267>の「インサイト」は3位の8,183台にとどまった。新車販売台数の上位3位にハイブリッド車が2車種が食い込みあらためてハイブリッド車人気の強さを見せ付けた。

  1. プリウス
  2. フィット
  3. インサイト
  4. ビッツ

と1位〜4位までがハイブリット車と小型車が占める事になった。これに軽自動車を入れれば上位すべてが環境対応車普及促進税制の恩恵をうけた優遇措置が売れ行きを左右した事が分かる。最近またガソリンの値段が上昇傾向にあり、給油時に燃費の良い車を再認識するのである。


 販売店によると、ハイブリットを買いに来たお客さんが試乗体験をし、即購入にむすびついたり、そこまで行かなくとも優遇措置の大きな軽や小型車に流れたりと、購買意欲は無いわけでは無いようだ。