新型インフルエンザ(H1N1型)・・・日本上陸(5/8)

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した大阪府立高校の生徒2人と引率教諭1人の計3人について、新型インフルエンザの感染が確認されたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。世界保健機関(WHO)に28番目の感染国として報告した。舛添要一厚生労働相は同日朝、厚労省で緊急会見。感染確認を発表するとともに、「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。国内の警戒態勢は、検疫などの水際対策強化を中心とした現在の態勢が維持される。

 やはり日本も28番目の感染国になってしまった。今回は短期留学の33人(生徒28、教諭5人)にかかわる生徒2人と教諭1人の3人が感染したのである。未確認であるが、この教諭はカナダ滞在中に発熱していたが病院に行かず、まさか自分が感染していると思わなかったという。そしてもっと甘いのは、日本から現地にわざわざマスクを送られたのに、引率の教諭の判断で生徒はマスクを着用しなかったという。


 いったいどういう危機管理体制なのであろうか・・・。予防できたかも知れないのに、予防する気がまったくない。これでは新型インフル感染留学といわれてもしょうがない。