“天使の歌声” /スーザン・ボイル・・・オーディション番組でスタンディング・オベーション

  人気動画投稿サイト、ユーチューブを通じ、驚異的な歌唱力で世界中を魅了した英国の教会ボランティア、スーザン・ボイルさん(47)。ネット上の視聴回数は1週間で4300万を超え、CDデビューの話も進む。「英国発のアメリカン・ドリーム」などと、英米メディアは人気急沸騰の理由を検証している。

 ボイルさんは17日、米CNNの人気トークショーに出演、“天使の歌声”を披露した。米人気女性司会者、オプラ・ウィンフリーさんの番組にも出演する。

 ボイルさんが人気を集めているのは「普通のおばさん」にしか見えない外見と、英人気ミュージカル女優、エレイン・ペイジを思わせるような歌声との落差だ。

 ボイルさんは英北部スコットランドで愛猫と暮らす独身女性。これまで男性とキスした経験がないという。11日放送の英タレント発掘番組に出演、目を輝かせて「ペイジのようになりたい」と語ると、会場から失笑が漏れた。しかし、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の名曲「夢破れて」を歌い始めると、会場の雰囲気は一変、観客は総立ちになった。



  まあ、素晴らしい歌声である。どうもこの番組は、英国のオーディション番組「Britains Got Talent 2009」という事だ。ズバ抜けた才能の持ち主を発掘していく人気番組で辛口の3人の審査員の前でパフォーマンスを披露するものである。


  47歳独身の英国の教会ボランティア、スーザン・ボイルさんが出てくるなり会場は彼女の容姿を小バカにしたようなの雰囲気変わったが、これは歌うまでの短い時間であった。


  ビデオを見ると良く分かるが、スーザンがミュージカル「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて(I Dreamed a Dream)」を歌うやいなや会場が静まり、胸がいっぱいになるような澄み切った歌声で聞く人を感動に導いてくれた。


  曲が終わるとともに、割れんばかりのスタンディング・オベーション、彼女の人生が変わった瞬間であった。


大歓声! 47歳のスーザン.ボイル (日本語字幕つき) I Dreamed a Dream〜Susan Boyle
http://www.youtube.com/watch?v=hZTmbmvYSm0