ホンダ、F1チーム売却を発表・・・・ブラウンGP・F1チーム

 ホンダは6日、自動車レースのフォーミュラ・ワン(F1)チーム「HRF1」を、同チームの代表を務めていたロス・ブラウン氏に売却したと発表した。英国にある持ち株会社「ホンダ・ジーピー・ホールディングス・リミテッド」が、5日までに保有していたHRF1の全株式をブラウン氏に売却した。売却額は公表していない。

 ブラウン氏はHRF1をもとに新たにチームを立ち上げ、今季のF1シリーズに開幕戦から参戦する予定という。ホンダチームの主要ドライバーも、新チームで契約を結び直す見通しとしている。

 ホンダは景気の後退に伴う急速な業績の悪化などを受け、2008年12月にF1撤退を発表。チームの売却先を探していた。



 いったいいくらで買ったのだろう。
ロス・ブラウン(Ross Brawn、1954年11月23日 - )は、ブラウンGPフォーミュラ1チームのチーム代表となった。英原子力エネルギー研究所に勤務していた若者が、F3チームのメカニックになったのが22歳の時だ。2年経ってウィリアムズ、その後転々とし、ベネトンミハエル・シューマッハと出会ったのが、37歳の時になる。それからはフェラーリ黄金時代を築くにはあまり時間はかからなかったと言っていいだろう。


 しかし、シューマッハのF1引退とともにフェラーリとの仲もギクシャクしてきた結果として、ホンダF1のチームプリンシパル兼チーム代表に納まったが、2008年12月、ホンダが突然F1からの撤退。


 弱り目に祟り目と言うのはこのことだろう、ホンダのチームは英国のヴァージングループが買収すると噂は広まったが、ロス・ブラウンの手中に収まったようだ。


 ブラウン氏はチーム名を「ブラウンGP・F1チーム」に変更。ホンダチーム時代に開発した車体を使い、、今月末にオーストラリアで開催される今季第1戦から参戦する。約700人のチーム従業員の雇用は原則維持するという。どこからそんな金があったのか知れないが、雇用は原則守られたわけだ。


 是非とも今期頑張って欲しいと思うわけである。