「警官、中2に威嚇発砲」に思う

 2日午前2時30分ごろ、愛知県豊橋市中岩田の路上で、パトカーでパトロール中の豊橋署員が2人乗りのミニバイク2台を発見、地域課の男性巡査長(26)が職務質問をしようとしたところ、うち1台の後部に乗っていた中学2年生の少年(14)=同市在住=がいきなり殴るけるの暴行を加えた。もみあいになったまま、2人は道路下の山中川に転落し、少年が指にかみつき、手を伸ばして拳銃を奪おうとしたため、巡査長が水面に2発発砲。同署は傷害と公務執行妨害の疑いで少年を現行犯逮捕した。少年にけがはなかった。

 運転していた男ともう1台のミニバイクはそのまま逃走。巡査長は左肩を脱臼する重傷を負った。少年は調べに「捕まるのが怖くて抵抗した」などと話しているという。同署は逮捕した少年について「まさか中学生とは思わなかった」と話している。

 同署によると、ミニバイクを発見後、パトカーで追跡中に突然、消火器を投げつけられた。うち1台がいったん止まろうとしたため、巡査長が近づいたところ、少年が暴行を加えてきたという。巡査長が「やめろ。撃つぞ」と警告したが、少年が抵抗したため拳銃を発砲。それでも少年が向かってきたため、2発目を撃った。少年は抵抗をやめ、巡査長が現行犯逮捕した。川の水深は10センチほどしかない。

 巡査長とともにパトカーに乗っていた巡査部長(58)は、逃げたもう1台のミニバイクを追ったが、途中で見失った。他の3人は暴行に加わっていないが、同署で行方を追っている。

 現場は豊橋駅から南東へ約4・5キロの住宅密集地で、近くには中学校もある。

 豊橋署の伊藤公一警務課長は「激しく抵抗された上、危害が加わらない方向に発砲しており、拳銃の使用については現時点で適正と判断している」としている。

 どうも、こういう記事を読むと警察側が遠慮しているように思うのである。警察の役割は警察の主な役割は、「人または財産に対する犯罪の防止と、社会の公序良俗の維持に主眼点を置いて犯罪の取り締まりや捜査を行うこと、そして被疑者の逮捕が可能であるならばその者を拘留し関係当局に情報を通知することにある」とされている。 


 夜中の深夜2:30頃、中学生がミニバイクにのって遊びまわっているとは思っていないから、怪我をしながら自分の拳銃を守る為に発砲したのは当然の事である。それも水面に発砲ならばよくやったと言わなければならない。


 拳銃と言うのは飾りではない、威嚇効果があるのだから身に付けるのであって役割を遂行する為には使用をする事は問題ないと思うのである。相手が中学生14歳であると分かったのは身元が割れてからであろう。町の治安を守る為に発砲することがあると言うことを、国民も納得してやらなければ警官の家族は夜も眠れないだろう。


 地域課の男性巡査長(26)様、ご苦労様でしたと言いたいのである。