『知ったかぶりカイツブリ』

この曲が耳に残って離れない。滋賀県の「地産地笑アニメ歌『知ったかぶりカイツブリ』」はBBC（びわ湖放送）で放映後、じわじわと人気がでてきた。製作したのは滋賀県守山市にある『藤井組』である、滋賀のネタを面白く歌う姿はゆるきゃらの元祖「ひこにゃん」の次に全国ブレイクしそうなカイツブリである。

余談：何故カイツブリなのか？

　滋賀県の県鳥はカイツブリなのである。カイツブリは又の名を「鳰（にお）」とも呼ばれ、琵琶湖の古名として「鳰（にお）の海」と呼ばれていた。古来、琵琶湖には数多くの水鳥が生息し、中でもカイツブリが多く、琵琶湖とは切っても切れない中であるそうな・・・。

　鳰の海や月のひかりのうつろへば浪の花にも秋は見えけり（家隆「新古今集」）

　鳰の海や霞のうちにこぐ船のまほにも春のけしきなるかな（式子内親王「新勅撰集」）

以上、知ったかぶりでした。