消防所でぼや・・・中川消防署下之一色出張所(名古屋)

 28日夜、名古屋市中川区一色新町3丁目の中川消防署下之一色出張所から出火、網戸や窓、壁などが焼けた。同日深夜に緊急会見した同市消防局によると、出張所の消防職員は全員出動中でけが人はなかった。出動前に台所で揚げ物をしていた鍋の油に引火したのが原因だという。

 同局によると、午後7時25分ごろ、出張所から南東130メートル付近の住宅街で「火災が起きている」と通行人から通報があり、同出張所にいた消防職員が出動した。当時、この職員は出張所の台所でから揚げを作っていたが、出動時にコンロの火を消したかどうか確認しなかったという。

 その後、無人になった出張所で油に引火し火事になり、別の通行人が通報。誤報だった当初の通報の現場から戻った消防職員のほか、市内の別の消防車が出張所に急行し、5分後に消し止めた。

 出張所にはこの職員のほか4人が勤務しているが、4人は市内の別の火災現場に出動していたという。

 記者会見した横川勝二消防部長は「防火を呼び掛ける立場であるのに、市民の皆様に誠に申し訳ない」と謝罪。中川消防署の長瀬徹署長は「職員らは消防署で自炊しているケースがほとんど。調理法も含めて、再発防止を考えたい」と釈明している。



 笑ってしまった。


 出張所といえども消防所、こう云う事がたまに起こる。消すべき消防で火災発生なんて担当者はかっこ悪い話である。穴があったら入りたい気分であろう、ついつい同情してしまう。


 火災の原因は放火、コンロ、タバコが順位である。特に今回のコンロ火災の中でも天ぷら油火災がダントツである。頭ではわかっていた署員であろうが、人間であるのだから失敗はするというものだ。


 今に時代に出張署で自炊をする必要はなかろう。電子レンジで暖めれば済む話ではないのかと思ってしまう。火の無いところに煙はたたずと言いますが消防署だけにそれくらいの覚悟があってしかるべきだと思うのであります。