土壇場で地団駄

 大相撲秋場所8日目(21日、両国国技館、観衆=1万1000)、朝青龍が先場所に続いて豊ノ島に苦杯を喫した。左四つから巻き替えにいったところを寄られ、右足のかかとが一瞬、俵を踏み越した。三保ケ関審判長(元大関増位山)は「勝負あり」と右手を上げたが、本人は気付かず反撃。負けたと分かると、審判長を不満げににらんだ。


 三保ケ関審判長をにらみつけたり、立行司木村庄之助を“恫喝(どうかつ)”と受けとれるような行動は、横綱の品格を汚す愚行と言われてもしょうがない。

 すなわち、レッドカードなのだ。9日目の取り組み停止なんても面白いかもしれない。当然、横綱なんだから厳しくて当り前、ここらで武蔵川理事長の“一喝”が欲しいところだ。

 そろそろ引退なんだが、本人気がついているのやら・・・。