星野ジャパンに思う

  巨人・渡辺恒雄球団会長(82)が25日、都内ホテルで北京五輪日本代表の星野仙一監督(61)を擁護する考えを示した。五輪で4位に終わり、そのさい配に疑問の声が挙がっているが、「星野くん以上の人物がいるならいいが、オレはそうは思わない」と発言。来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の指揮を執ることを後押しした。


 次は勝てるかもしれないと、最後の最後まで裏切られた北京五輪の野球であるが、一転星野監督を叩くマスコミに対し、ナベツネ(辺恒)さんWBCを鑑み、助け舟を出した。


 どうも、こういうところが官僚的やり方で、面白くない。あの星野監督も、ナベツネのような82歳の爺さんと密約して「失敗を取り返すのもオレの人生」と言わせるというのもおかしな話である。北京五輪から戻りその日にWBCを見据えるというのも水面下で何をやっているのか閉鎖的で怖い気がする。


 先日北京五輪日本選手団福田富昭団長は野球とマラソンが選手村に滞在しなかったことに苦言を呈したが、きっと福田団長の管理下に無かったと言いたいのであろう。一般的に云えば、選手村以外のホテルを利用した場合は個人が費用を負担するのが普通であり、国費で賄うなどとんでもない。ましてやダルビッシュサエコ夫人(21)を同宿させたことなど言語道断。坊主でゆるせるものであろうか・・・。

 選手起用の問題でも、岩瀬仁紀(33=中日)やG・G・佐藤外野手(30=西武)なんかも、なんで同じ失敗を繰り返そうとするのか、采配が科学的でなく行き当たりばったりであった。あれでは勝てる試合も負けてしまうし、選手をつぶしてしまうではないか。
 もう一つ言いたいのが、仲良し3人組(星野仙一山本浩二田淵幸一)がカレーを食べるのだったら許せるが、ベンチで監督・コーチという役割を真っ当できるのか不思議であったが案の定の結果であった。


 今回の試合を振り返って、負けるのはしょうがない、でも負けっぷりが悪いのであった。ソフトボールのような壮絶な試合を見たかったのである。