クルム伊達、復帰後シングルス初V

 女子テニスの東京有明国際オープン最終日は15日、東京有明テニスの森公園で行われ、第4シードのクルム伊達公子(37=エステティックTBC)が、シングルス決勝で秋田史帆(18=ポッカ)を6―3、6―2のストレートで下し、現役復帰後ではシングルス初優勝を果たした。4月のカンガルーカップで12年ぶりにコートに戻った伊達は、4大会目でのシングルス優勝。下部ツアーながら、5試合すべてでストレート勝ちする強さだった。


 とっても嬉しい気分になれた。無駄の無い彼女の動きに、誰も歯がたたない。37歳、すごいことである。


 しかし、レベルの違いというのか、若手の育成が遅れているのかわからないが、世界との差が大きいということだろう。日本テニス協会 盛田正明会長殿、伊達さんの活躍、あまり嬉しくないのでは・・・、と勝手に心中お察しするのである。