「死のC組」突破・・・オランダ(EURO2008)

 イタリアに続き、フランスも撃破したオランダ。「1週間のうちに、世界王者とW杯準優勝国を倒せたなんて最高だ」とファンバステン監督は喜んだ。
 采配(さいはい)が的中した。前半を1−0で折り返したが、相手に押し込まれ気味だったため、後半に入り、攻撃力の高いロッベンファンペルシーを次々と投入。2点目は、ロッベンの左サイド突破からのクロスをファンペルシーが左足で直接押し込む、得意の速攻で奪った。
 2試合連続となる駄目押しの4点目を挙げたスナイダーは、「きょう負けていたら、イタリア戦の勝利の意味がなくなっていた」と気合十分だった。「死のC組」を2連勝で勝ち抜け、勢いはさらに加速しそうだ。(時事)



 「2008年UEFA欧州選手権」は見ごたえがある。スピード、技術力どれをとっても日本は敵わない。写真だけを観ても迫力は歴然である。「死のC組」はオランダ・ルーマニア・イタリア・フランスであるがオランダが1抜けた。


  死闘という意味から 「死のC組」と呼ばれたのだろうが、わかりやすい。しかしC組ばかりに強いチームが集まったのではない。グループ A (ポルトガル・トルコ ・チェコ ・スイス )、グループ B(クロアチア・ドイツ・オーストリアポーランド)、グループ C(オランダ・ルーマニア、イタリア・フランス)、グループ D(スペイン・スウェーデン・ロシア・ギリシャどのチームも素晴らしく見えてくる。


http://jp.euro2008.uefa.com/index.html


  EURO2008のホームページがよく考えられていて、面白い。監督の考え方から選手のデーターまでおまけに大会の歴史までわかりやすく説明されている。さすがはEUROと感心しきりである。
 なかでも、グループ Bチームのクロアチアのスラベン・ビリッチ監督の熱き想いは感動的である。ギターマンとしての音楽的才能も彼の情熱はゴールに向かっているようだ。