骨折松居一代の始球式

 13日にKスタ宮城で行われたプロ野球楽天オリックス戦の始球式に、式に備えた練習中に鼻を骨折した女優松居一代(50)が“登板”を果たした。

 骨折したのは7日午前。都内の自宅裏で知人を相手にキャッチボールの練習をしていた。最初はゴロで返球してもらっていたが、慣れるにつれてダイレクトの返球を要求。そのうちボールが鼻を直撃して鮮血が飛び散り、驚いた知人が119番通報し、救急車で近くの病院に搬送といういきさつである。


 投げたのは知人と言われているが船越英一郎本人であるような報道までされ、アリバイまで聞かれていたインタビューは、サスペンス劇場さながらの情景が頭をかすめ、2時間ドラマの「帝王」ぶりを証明していた。


 旦那の英一郎とのおしどり夫婦ぶりは好感度抜群で、2001年一代との結婚以降の英一郎のドラマが好きになった。今回も家族で見守る中、掃除グッズ「松居棒」をアピールするなど、こけてもタダでは起きない女優魂を見せ付けた。きっと、野村監督はサッチーと比較し苦笑いをしたと思うが、昨日の試合で楽天も5分に戻し、スタートラインに立てたのはきっと松居一代の始球式のおかげだと思うのである。