キムタク総理

 SMAP木村拓哉(35)が、4月スタートのフジテレビ系の主演ドラマ(タイトル未定、月曜・後9時)で総理大臣を演じることが18日、発表された。政治に無関心だった小学校教師が総理大臣になり、庶民の目線で世直しに奮闘する物語。木村の連続ドラマ主演はTBS系「華麗なる一族」以来、約1年ぶり。木村総理が史上最年少のリーダーとして日本の改革に乗り出す。

 今の国会を見ていると誰でもいいからもうちょっとしっかりした指導者はいないのか・・・・と思う矢先に月9の木村総理。今のドタバタ国会を見るくらいなら、ドラマの方が気が楽だという、狙いみえみえだがきっと期待して見てしまうのであろう。

 小学校の教師が国会議員になり史上最年少の総理大臣にかつぎ出されるというが、脚本は海猿(2005年、フジテレビ) 、ウォーターボーイズ(2001年)、 海猿シリーズ(2004年、2006年)、 HERO(2007年)などを手がけた最もヒーローを描くのが巧みなライター「福田靖 (ふくだやすし)」氏、そして今一番脂が乗った演出家「澤田鎌作(さわだけんさく)」氏が担当するという。

 しかし将来、キムタク総理が現実になる可能性は否定できないと思うと、なにか末恐ろしい気分である。