おめでとう、佐賀北!

 第89回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)の決勝は22日午後1時から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、佐賀北(佐賀)が5−4で広陵(広島)を降し初優勝を飾った。
 佐賀北は4点をリードされた八回、押し出しで1点を返したあと3番・副島の満塁本塁打で逆転勝ちした。
 広陵は二回に2点を先制、七回にも野村の左中間二塁打で2点を追加し試合を有利に進めたが及ばなかった。


 よく戦った佐賀北。県立で1回戦第一試合から決勝まで再試合を含め、7試合した事になる。夢にまで見た甲子園で、注目をあびる選手がいない中、全員の力を集結させ勝ち抜いた。2回戦には三重の宇治山田商業との引き分け再試合、また準々決勝で帝京には延長13回にサヨナラ勝ち、と言う熱戦を7試合も勝ち抜いた。

素晴らしい、全員野球。そして副島の満塁弾、ドラマです。