段ボール肉まん

 中国中央テレビ(電子版)は12日までに、北京市朝陽区の一部露店で、段ボールとひき肉を混ぜて具にした「偽装肉まん」が違法に販売されていたと報じた。販売業者は同テレビの取材に対し「段ボールと肉の割合は6対4で、コストを下げるために行っている。自分では食べない」と証言した。

 こんな事を耳にすると食肉偽装のミートホープ田中稔社長(68)なんか良心的である。中国でも物価の上昇は目の見張るものがあるという、そんな中コストダウンする為にダンボールを食材に使い、分からないと言うんだからすごい発見だ。段ボールを劇物のカセイソーダに浸して黒っぽくし、包丁で刻めば肉なのか紙なのか分からなくなるというんだから、中国人だったら使用する事もうなずける。

 ダンボールに付いたインクや漂白剤などが人体にどれだけ影響するかわからないが、頭髪醤油を飲まされたり、ダンボールを食べたりと被害者である消費者は怒りを示さないのが不思議な国民性である。