朝刊連載漫画「ちびまる子ちゃん」

 ご愛読いただいています中日新聞朝刊連載漫画は、新しく7月1日から、さくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」が始まります。漫画雑誌で誕生し、テレビでお茶の間に浸透した国民的人気漫画が、4コマ漫画になって初めて新聞に登場します。

 主人公は小学三年生の「ちびまる子ちゃん」。好奇心旺盛だけどおっちょこちょいが玉にキズ。楽チンで楽しいことが好きだけど、ちょっと昔気質で人情家。そんな庶民派ちびまる子ちゃんが、家族や親友のたまちゃん、学校の愉快な仲間たちと笑いあり、涙ありの日常を繰り広げます。ご期待ください。


 朝刊といえばまず4コマ漫画に目を通す。これが昔からの楽しみであったのを思い出す。
 私が小学校であったろうか、朝日新聞の「サザエさん」(長谷川町子)が連載されていた。新聞に興味を持ち始めた頃のきっかけは「サザエさん」であったのかもしれない。時々、社会風刺と思えることに気が付くと、関連記事にも興味がわいてきた。親と共通の話題が出来るのも、4コマ漫画の魅力のひとつだ。

 核家族が進み、団塊の世代が新聞読者の中心的世代だとすると、「ちびまる子ちゃん」の家族は日本人の理想家族なのかもしれない。