全日本大学野球 早大日本一! MVPに斎藤 

 第56回全日本大学野球選手権は17日、神宮球場で決勝があり、早大(東京六)が東海大(首都)を4―1で下し、33年ぶり3度目の大学日本一に輝いた。東京六大学勢が優勝するのは第44回大会(95年)の法大以来。 今大会2勝を挙げた斎藤が最高殊勲選手に選ばれ、1年生の受賞は第50回大会に個人表彰が始まってから初めて。


 今日もルーキー斎藤佑樹投手(東京・早実高出)が準決勝に続いて先発した。一年生に先発され複雑な気持ちであろう先輩たちも、彼は別物だと33年ぶり大学日本一を喜んでいるのであろう。

 楽天マー君こと田中将大(18)も中日を相手に初完封を成し遂げると思ったら、大学野球のルーキー斎藤佑樹も全日本大学野球日本一なのだ。社会人1年生と大学1年生の同級生の野球小僧がプロとアマで活躍すると昨年予想できたのであろうか。同じ年の二人が違うフィールドで意識しあい成長したのだと考えると、ライバルも必要なんだと50歳3年も超えてから気が付いた。

 自分の事はさておき、高3の息子に「夏の大会予選頑張れ!」と、のたまう酔っぱらいの言うことなんて真剣に聞いているわけないだろう。