地球に似た惑星発見(距離20光年)

cobayan2007-04-26


 欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)の観測チームは水があるかも知れない惑星を発見したと発表した。新惑星は地球から天秤座の方向に約20光年離れた位置にあり、地球の半径の1.5倍で質量は地球の約5倍。太陽系で最も外側にある海王星とほぼ同じ大きさで、赤色矮星「グリーゼ581(Gliese 581)」のまわりを公転しているという。


 この新惑星は「super-Earth(581C)」とよばれ、「Goldilocks Zone」と呼ぶ領域に存在して生命が存在する為の温度(0〜40℃)が保たれており、宇宙人が生息する可能性があると言う。

 
 20光年と聞くと比較的近い位置に思うのだが、距離に直すと約200兆キロ。1光年とは光が自由空間を1年間に通過する長さ、すなわち1光年は SI 単位で言うと9 460 730 472 580 800 m となる。最近晩酌の焼酎を「光年」に変えたのだが、酔っ払って遥か彼方を想う距離であろう。たまには我家の天体望遠鏡を引っ張り出し、夜空を眺める余裕が欲しいもんだと少しだけ「ロマン」と「光年」に酔いしびれる。