第93回全国高校野球三重大会 決勝

 夏の高校野球・三重大会は29日、伊勢工vs.津西の決勝が行われた。秋、春と県大会1回戦負けだった伊勢工は、津西を9対5で破って23年ぶり2度目の出場を決めた。中川が5失点完投、本塁打も放つ活躍を見せた。

  伊勢工 9 × 5 津 西


 伊勢工業おめでとう。伊勢工のエース中川スカウトが狙っているとのうわさ通り素晴らしいピッチングであった。そして津西の健闘もすばらしかった。特に、津西のエース芳田君の安定したピッチングは良かった。5人も継投し、あるものをすべて出さなくても良かったんじゃないかと4点の重みを悔しがる自分は、地元の子供たちを甲子園に行って欲しかったからだ。

 今回の三重大会シード校がバタバタと敗れ、伊勢工OBの三浦監督の想いに負けてしまったようだ。今年も最後の夏に多くの子供たちの涙が流れ、新しいチームにバトンタッチの時期を迎えた。そんな中、甲子園と言う特別な聖地で野球を続けられる代表の伊勢工業に頑張ってほしいと思う。