会期延長 調整つかず議決持ち越し

国会の会期の延長を巡って、菅政権の幹部は21日、断続的に調整を続
けましたが、菅総理大臣の退陣の条件などを明確にしたい岡田幹事長らと
再生可能エネルギー買い取り法案の成立など当面の続投に意欲を示す菅
総理大臣との間で調整がつかず、国会での会期延長の議決は会期末の22
日に持ち越されました。政権幹部は、改めて対応を協議することにしてお
り、菅総理大臣の判断が焦点となります。

 国会の会期末を22日に控え、菅総理大臣や民主党の岡田幹事長、枝野官
房長官ら、政権幹部は、会期の延長幅などを巡り断続的に協議しました。
この中で、岡田氏は、自民党の石原幹事長や公明党の井上幹事長と会談し
、会期の延長は50日程度としたうえで、公債特例法案と今年度の第2次
補正予算案を成立させるほか、再生可能エネルギー買い取り法案の審議を
促進すること、それに、今年度の第3次補正予算案は新しい内閣で編成す
ることなどを話し合ったと報告しました。しかし、菅総理大臣の退陣の条
件などを明確にしたい岡田氏らに対し、菅総理大臣は、再生可能エネルギ
ー買い取り法案の成立への強い決意を見せたほか、第3次補正予算案の編
成など当面の続投に意欲を示し、調整がつきませんでした。これを受けて
衆議院議院運営委員会は理事会で、21日は衆議院本会議を開かないこ
とを決め、国会での会期延長の議決は、会期末の22日に持ち越されまし
た。政府と民主党執行部は、22日に与野党の幹事長・書記局長会談を開
いたうえで、衆議院本会議で会期の延長を議決する方針です。このため、
菅総理大臣や岡田幹事長ら政権幹部は、事態打開に向けて改めて対応を協
議することにしており、当面の続投に意欲を示す菅総理大臣の判断が焦点
となります。


世の中には人の嫌がる事ばかりする人間がいる。自分の存在を誇示する
ような「嫌なカード」を「正当なカード」と交換し、得をしようという嫌
な人間である。カードの価値は「プラス」であろうと「マイナス」であろ
うが1枚は1枚。交換できるそうな・・・。

 この考え方は好きではない。「マイナスのカード」を出すこと自体あり
えない、信頼関係の政治の世界騙される奴がバカなのはわかるが、マイナ
スのカードを最期の切り札にすること自体、日本人として恥ずかしい。市
民運動から学んだことは、そんなことだったのかと多くの国民を裏切って
いいのだろうか。

 きっと、市川房江さんも草葉の陰から、「あいつだけは信用おけない」
とつぶやいているような気がするのだが、どうであろうか。