津の石水博物館 新装

 百五銀行の頭取も務めた陶芸家の川喜田半泥子(1878〜1963)の作品などを展示する新しい石水博物館(飯田俊司館長)が、半泥子が暮らし、作陶に励んだ津市垂水の千歳山に来月10日オープンする。その開館を前に20日、同博物館で記念セレモニーが開かれ、関係者ら約30人が参加した。

 同博物館は、半泥子の作品や、川喜田家が収集した美術品や古書などを管理する財団法人「石水会館」(津市丸之内)が運営する。2008年3月、千歳山の自然を後世に残してほしいと、半泥子の孫ら6人が約5万3700平方メートルの土地と正門などを津市に寄贈した。津市丸之内の旧博物館の老朽化に伴い、移転新築する建設地を津市が同会館に無償貸与した。新博物館は鉄筋コンクリート2階建て約880平方メートル。

 飯田館長は「豊かな緑を残しつつ、自然に溶け込む建物になった。今後は巡回展の受け入れもしたい」とあいさつ。その後、飯田館長ら関係者がテープカットをして祝った。



 開館時間は午前10時〜午後5時、入館料は一般500円など。休館は月曜日。
(2011年4月21日 読売新聞)

 先月の記事であるが今月5月10日にオープンする。建物も興味あるが、半泥子の作品も楽しみだ。この1か月忙しいのであるが、時間を見つけて行きたいと思っている。

http://www4.ocn.ne.jp/~sekisuik/exhi.html