真央盗撮!? スケート連盟がホテルに抗議

フィギュアスケートの4大陸選手権に出場しているバンクーバー五輪代表の浅田真央(19=中京大)が、盗撮騒動に見舞われた。現地に到着した25日夜に宿泊先のホテル内で隠し撮りされたとみられる動画が、インターネットのサイトで流れた。撮影者は不明だが、関係者以外は立ち入れない場所で撮影されたようだ。日本スケート連盟は、大会を主管する韓国連盟と宿泊先のホテルに抗議するとともに徹底的な調査を要請した。女子ショートプログラム(SP)で浅田はジャンプにミスが出て57・22点の3位。鈴木明子(24=邦和スポーツランド)が58・88点で首位に立った。

 浅田を“盗撮”したとされる動画は、浅田が全州入りした25日の夜、宿泊先のホテル内で撮影されたとみられる。インターネットに流出した映像には、浅田が仁川国際空港に到着した時と同じニット帽やマフラーを身につけた浅田に酷似した女性が映っていた。日本スケート連盟のフィギュア強化部の小林副部長とみられる女性と談笑しながら、いすに座って書類にペンを走らせている様子などが映し出されている。

 動画の撮影者は不明だが、報道陣の立ち入りができない区域で、男性の背後などを移動しながら撮影している。浅田に同行している関係者とみられる女性や、韓国連盟が手配した浅田専属のボディーガードとみられる、警備会社の制服を着た男性も映っていた。日本スケート連盟のフィギュア強化部の小林副部長は「日本にいる人からそういった映像がネットに流れていると聞き、韓国連盟とホテルに調査の要請をし、抗議をした」と明かした。

 出場者用のパスを申請するなど、大会の関係者が多数出入りする一室で撮影されたとみられるだけに、浅田の関係者は「盗撮と騒ぐほど(の映像)ではない」と冷静に受け止め、演技前の浅田には伝えなかったようだ。しかし、撮影場所とみられる宿泊先は、大会主催の国際スケート連盟(ISU)が指定したオフィシャルホテル。撮影者が誰であれ、盗撮された動画が本物なら、セキュリティーの面から、ISUはもちろん、大会を主管する韓国連盟の運営が問われ、同連盟幹部の責任が問われる事態に発展しかねない問題だ。

 この日開幕した4大陸選手権を取材する報道陣の数はISUによると約300人で、半分以上が地元メディアだという。韓国が誇る世界女王の金妍児は出場しておらず、テレビ局や新聞のお目当ては、バンクーバー五輪で母国のヒロインと金メダルを争う浅田だ。そんな中で起きた盗撮騒動の波紋は、大きく広がりそうだ。



盗撮ととらえられているのか分からないが怖い話である。こんなごたごたが彼女の耳に入れば演技に集中なんて難しい、部屋に帰ってくつろぎなんて出来ないだろう。3位スタートであるが、ぜひとも自分の演技をしてほしいと願うのである。


 ところで、今回もタチアナ・タラソワコーチが不在ということで、なにか問題が起きたのでしょうか。だいぶ、肥満が進行し心臓に持病があるなど、健康面ではいろいろあるが、重くって飛行機に乗れない訳でもあるまいし・・・。とかく真央ちゃんの周りがざわついている。