“福山龍馬”に反響大

 1月3日にスタートした福山雅治主演のNHK大河ドラマ龍馬伝』(NHK総合)に、早くも多くの反響が寄せられている。NHKには、初回終了直後から3日間で感想を含めた問い合わせが500件以上届き、同局広報は「ここ数年を見ても非常に多い」と驚きを隠せない。番組チーフプロデューサー鈴木圭氏も「今まで見たことのなかった福山さんの魅力に触れたような感触。狙い通りです」と改めて自信をみなぎらせている。なお、10日に放送される第2話では、福山が泥まみれになる迫真の演技や、三味線を福山が実際に演奏するシーンなどが披露され、“福山龍馬”ならではの見所が控えている。








 第2話を2回も見てしまったが、なるほど今までの画像とは違った臨場感が醸し出され、過去の一時代が新鮮に映し出されていることに感心した。この『龍馬伝』であるが、龍馬の生涯を三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎の視線から描かれたものである。間接的な目で見る龍馬は、多くの人々の心の葛藤を素直に表現しており、こんな龍馬であったのかもしれないと思ってしまった。

 まさに「福山雅治」は適任である。