地元住民の85%が「野村監督続投を」

 地元住民は「ノムさん辞めないで」−。広告代理店の第一エージェンシー(仙台市)が今季限りで退任するプロ野球楽天野村克也監督の進退について、仙台市一帯に住むインターネット会員にネットを通じたアンケートをしたところ、女性を中心に約85%が続投を望む結果となったことが13日分かった。

 調査は10日から12日の3日間にわたって、同社が運営するネット上のモニターシステム「マーケティングリサーチシステム インサーチ」で実施。15歳以上の会員約2400人のうち、約1100人から回答を得た。回答者の76%が女性という。

 調査結果によると、続投支持の理由として「野村監督の力で2位になることができた」「ぼやきが聞けなくなるのは嫌」「仙台がこんなに盛り上がっているのは野村監督のおかげ」などが挙がったという。



 野球ファンとしては、後任に広島のマーティー・ブラウン監督(46)の就任が決定的というのは納得いかない。野村監督は口も悪いが、選手がきっちり役割を果たすのである。いくらブラウン監督が46歳という若さで、年俸4000万円という低コストかもしれないけど、選手やコーチが動かなければ最下位確実と思われてもしょうがない。

 74歳の老将であっても野球をするのは選手であるのだから、グランド場で果てさせてあげたらと思うわけである。「野村監督続投を」の声は非常によくわかるのである。