自民、歴史的惨敗

自民党衆院解散時の300議席から半数以上減らす歴史的な惨敗を喫した。与党での過半数(241)獲得を目標としていた麻生太郎首相(68=党総裁)は30日、「自民党に対する不満をぬぐい去ることができなかった」と事実上の敗北宣言。党総裁を辞任する考えを表明した。大逆風の中、派閥の領袖や元大臣らベテラン議員が次々と落選する異常事態も発生した自民党は、1994年以来の野党転落が確実となり、55年の結党以来、最大の危機に直面する結果となった。

自民から民主へチェンジすることを国民が認めた。麻生さんのオウンゴール(Own goai)だという人もいるが、当たっているような気がする。


 昨日の投票所は列をなし、建物の外から並んでいた。異様な空気であるが若者が多いというよりは団塊の世代が多かったような気がした。その人たちが流れを変えたのだろう。ひとまず民主が勝った、政権移行作業が進むのであろうが、本当にできるのか心配でもある。

 
 さて、経済界は民主党をどうみているのであろう。大声で不安であるとは言えない、素人代議士の集団で何ができるか、というのも本音である。世界も同じで「民主党は政策実現能力が問われている」と言っている。


 私は思う、民主党が消費者の立場に立って、金を動かせば少しは前に進むと思うのである。当分、政治はガタガタするのが目に見える。