堂林翔太“野手1本”でプロ行きを正式表明

 史上最多7度目となる夏の甲子園優勝を飾った中京大中京のエース兼4番の堂林が、今後の進路についてプロ行きを正式表明した上で「野手でやりたい。中学時代はもともと遊撃手なので、内野も外野も練習すれば大丈夫です」と“野手1本”を希望した。堂林は今夏の甲子園では右翼手としても活躍し、通算23打数12安打12打点。中日・中田スカウト部長が「高校生で右ひじをあれだけうまく使える選手はいない」と話すなど、国内12球団のスカウトは野手として高評価していた。



スカウトは金の卵を発掘するのに必死であるが、中京大中京のエース兼4番の堂林は謙虚でマスクも甘い、スカウト注目も分るような気がする。特に中日は地元だから、乗り気だ。


 プロ入りもピッチャーではない、野手1本という謙虚さは流石である。いま、景気低迷の中プロに注目される選手は幸運だ。言うことをいう選手も注目されるが、「不言実行」とひたむきさは好感が持てる。がんばれ!、と応援したくなる。