ロジクール、センサー性能を飛躍的に向上させたレーザーマウス

ロジクールは、新技術「Darkfield(ダークフィールド) レーザー トラッキング」を採用したレーザーマウスLogicool Anywhere Mouse M905」「Logicool Performance Mouse M950」を発表した。両製品とも価格は未定(20日現在)で、2009年中に発売予定。
Darkfield レーザー トラッキングは、ガラス(最低4mm厚)上でのトラッキングを実現するために、暗視野検鏡法(dark field microscopy)という研究室などで使われる技術をマウスに応用したもの。このセンサーは、レーザー光を通過させるガラスなどの表面上では2つのレーザーを使用。ガラス表面上の極小粒子や傷が拡散させた光を暗い背景の中で検出し、その位置の変化をマウスの動きとして認識する。

Logicool Anywhere Mouse M905は、高速スクロール機能搭載ホイール(Hyper-fast scrolling)を備える、7ボタン(水平スクロール含む)のレーザーマウス。単3乾電池1本または2本で駆動する。また、持ち運びの際にマウスを保護するキャリングケースも付属。

Logicool Performance Mouse M950は、高速スクロール機能搭載ホイール(Hyper-fast scrolling)を備える、9ボタン(水平スクロール含む)のレーザーマウス。単3形充電式ニッケル水素乾電池1本で駆動し、ACまたはUSBによる充電システムを採用している。カスタマイズ可能な親指操作サイドボタンを4つ搭載し、アプリケーションの切り替えや「ズームイン/アウト」などをワンクリックで実行できる。

M905、M950とも、最大6台までの対応キーボードおよびマウスを認識/記憶する小型レシーバー「Logicool Unifying」(アドバンス2.4GHz)に対応している。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4以降。


今使用しているマウスは光学式マウスを使用しているのであるが、マウスの裏側に赤色のLEDで放たれた光はプリズムを通しマウスパットで反射させ、移動の量・方向・速度を読み取ると言うものだ。


 この光源になるものを青色LEDや、ロジクールの用にレーザー光を使うことによって、解像度が高く、マウスの動きをより正確に読み取れるようになっている。最近は画面が大きくなってきた事と解像度がよくなってきたので、より細かな作業が正確に求められる要求から、レーザーマウスが増えてきている。しかし、光学マウスならば1000円以内で買えるが、レーザーとなれば2倍〜4倍と言った相場だ。


 昔はマウスパットがパソコンに必要な道具であったが、今は紙や手の上でも十分動くので、あまり必要なアイテムでなくなってきている。そうかといってマウス本体はいまだなくなることはない、パソコンを使う上で無くてはならないものであるうえに大きく進化をこれからもしていくのであろう。