石川遼が初の予選突破

男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全米プロ選手権は14日、当地のへーゼルティン・ナショナルGC(7674ヤード、パー72)で第2ラウンドを行い、石川遼がメジャー3戦目で初の予選突破を果たした。17歳11カ月での予選通過は、大会史上最年少。



改めて遼くんの凄さに感心してしまう。折りしも今日は終戦記念日、たった17歳の遼くんが敵地アメリカに乗り込み互角に戦っている姿は、学徒出陣でなくなった英霊たちはどう映るのだろうか。あの時代から考えれば、すばらしい時代が訪れたもんだと思うのであるが、60年以上たった日本人の考え方は大きく様変わりしている。


 話は変わるが、2016年夏季五輪での追加競技として、7人制ラグビーとゴルフが候補に選ばれたそうな。野球やソフトの復帰はかなわなかったが、ゴルフでの石川遼宮里藍ら人気選手が五輪に参加すればゴルフのジュニア層の強化はもっと進むのであろう。今回全米プロ選手権で遼くんが安定した成績を残し、オリンピックに参加するならば、新たな夢が膨らむのである。