牛牛(にゅうにゅう・12歳)

 中国の神童ピアニスト、牛牛(にゅうにゅう=12)が27日、東京・富ケ谷の白寿ホールで初来日イベントを開き、驚異のテクニックを披露した。会場は、親子の招待客200人のほかメディア関係者ら約80人もかけつけギッシリ。牛牛は、深々とおじぎしてから、22日発売のデビューCD収録曲の「ピアノ・ソナタK545」「きらきら星変奏曲」などを演奏、“21世紀のモーツァルト”の呼び声にたがわぬ実力を見せつけた。

 トークコーナーでは、「どうやってピアノの練習に集中したらいいでしょうか」という女の子からの質問に、「僕も遊びたいと思ったり、お母さんに文句を言ったりしました。お母さんは『本当に辞めてもいいの? 後悔しない?』って言いました。僕はやっぱり音楽が好きで、ピアノが好きだと思いました。今はもう音楽とピアノから離れられなくなりました」などと答えた。

 8月5日までの滞在中にテレビ番組の収録も行う(テレビ朝日系「徹子の部屋」「題名のない音楽会」など)。10月23日には大阪シンフォニーホール、同24日には東京・サントリーホールでいずれも史上最年少でリサイタルを開く。



 「ぎゅうぎゅう」かと思ったら「にゅうにゅう」であるという。松阪牛が有名な三重県人としては、神童ピアニストに松阪牛のコマーシャルでもと考えたが、牛乳も良いかもしれないと一人ほくそ笑む・・・失礼 (^^ゞ