サラ川:ベスト10発表
第一生命は22日、今年2月に決定した「第22回サラリーマン川柳コンクール」入選作品100句から、一般投票で選ばれたベスト10を発表した。
毎年2月に100選が発表され、5月の中旬にベスト10が選ばれる。内容はその年の流行や世相を反映し、サラリーマンの悲哀や夫婦関係をユーモアや皮肉たっぷりに読んだものが多いのである。
各メディアは日本漢字能力検定協会の今年の漢字、住友生命の創作四字熟語、東洋大学の現代学生百人一首、自由国民社の新語・流行語大賞と並んで取り上げているが、募集締め切りが12月中旬である為、世界同時不況での派遣切りや新型インフルエンザ日本蔓延なんて旬な話題は乗り遅れが多いのである。
まあ、22年間も続けていると、川柳の内容も注目を浴びようとどぎつくなり、これでは川柳というよりはブラックユーモアの世界だと批判も出てきている。しかし、残酷すぎるほど愉快である現実もどうしようもないのである。
ベスト10