サラ川:ベスト10発表 

 第一生命は22日、今年2月に決定した「第22回サラリーマン川柳コンクール」入選作品100句から、一般投票で選ばれたベスト10を発表した。

http://event.dai-ichi-life.co.jp/senryu/200705_best10.html

 毎年2月に100選が発表され、5月の中旬にベスト10が選ばれる。内容はその年の流行や世相を反映し、サラリーマンの悲哀や夫婦関係をユーモアや皮肉たっぷりに読んだものが多いのである。


 各メディアは日本漢字能力検定協会今年の漢字住友生命創作四字熟語東洋大学現代学生百人一首自由国民社新語・流行語大賞と並んで取り上げているが、募集締め切りが12月中旬である為、世界同時不況での派遣切りや新型インフルエンザ日本蔓延なんて旬な話題は乗り遅れが多いのである。


 まあ、22年間も続けていると、川柳の内容も注目を浴びようとどぎつくなり、これでは川柳というよりはブラックユーモアの世界だと批判も出てきている。しかし、残酷すぎるほど愉快である現実もどうしようもないのである。


ベスト10

  1. しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ
  2. 久しぶり ハローワークで 同窓会
  3. ぼくの嫁 国産なのに 毒がある
  4. 朝バナナ 効果があったの お店だけ
  5. やせたのは 一緒に歩いた 犬の方
  6. 「ストレスか?」 聞かれる上司が その原因
  7. コスト下げ やる気も一緒に 下げられる
  8. 「パパがいい!」 それがいつしか 「パパはいい」
  9. 胸よりも 前に出るなと 腹に言う
  10. 篤姫に 仕切らせたいな 国会を