オバマ大統領一家、ファースト・ドッグを初公開

オバマ米大統領一家に飼われることになったポルトガル・ウォーター・ドッグの子犬「ボー」が14日午後、ホワイトハウスの南庭で記者団に初公開された。ボーは一家4人が見守るなか、芝生の上を走ったり、立ち止まって匂いをかいだりして、新しい環境を探索していた。

大統領は選挙戦の最中、当選したら犬を飼うことを認めると2人の娘に約束したため、アレルギー持ちの長女マリアちゃん(10)に安心な犬種を探した。大統領とつながりが深いテッド・ケネディ上院議員がこうした犬種に該当するポルトガル・ウォーター・ドッグを飼っていたうえ、ブリーダーの手元に同じ犬種の子犬がいると知ったことから、ケネディ議員はオバマ家に子犬が譲られるよう取り計らった。子犬は当初別の飼い主に引き取られたものの、今年3月にブリーダーに戻されていた。

子犬は1カ月間、ケネディ議員の犬のトレーナーのしつけを受け、先週末にホワイトハウスオバマ家と初対面。ボーと名づけられ、14日に正式にファースト・ドッグとして迎えられた。

オバマ大統領はボーに、ホワイトハウスの執務室への出入りを認める考え。散歩は家族が交代で行う。ポルトガル・ウォーター・ドッグの好物がトマトであることから、大統領はミシェル夫人の家庭菜園が荒らされるのではないかと心配しているが、夫人によると今のところトマトは栽培していないという。



世界のTopに立つ犬がお披露目された。


 その名は『ボー』。かのトルーマン元大統領は「ワシントンで友が欲しければ、犬を飼え」という名言があるそうだが、これに従い飼う事を決めたそうな。


 大統領は選挙戦の際、娘のマリアさん、サーシャさんに当選したら犬を飼うことを約束。1月の就任以来、マリアさんのアレルギーに影響のない種類に絞って選んでいたのであったが、ケネディ元大統領の弟エドワード・ケネディ上院議員(民主)が白黒のポルトガル・ウオーター・ドッグの6カ月のオスを寄贈した形になっている。


 このことについては動物愛護団体が失望を表明し、ポルトガル・ウォーター・ドッグの中でも純血種にこだわった事が、初の黒人大統領としての価値観であるところが気に食わないらしい。どうも、大統領の家族が、保護施設を訪れわんこを選んでくれると思っていたようだ。


  しかし散歩する写真を見て思うのだが、犬に引っ張られてオバマ大統領が走る姿は喜劇を見ているような雰囲気で、主導権は6ヶ月の『ボー』にあるようだ・・・。