第81回アカデミー賞が発表へ

映画界最大の祭典、第81回米アカデミー賞の発表・授賞式が22日(日本時間23日)、ロサンゼルスのコダックシアターで始まる。

 日本から滝田洋二郎監督の「おくりびと」が、外国語映画賞の候補に入っている。

 短編アニメ賞には加藤久仁生監督の「つみきのいえ」もノミネート。

 「おくりびと」は本木雅弘さん主演で、山形県を舞台に遺体をひつぎに納める「納棺師」になった男性の姿を、ユーモアを交えて描いた感動作。カナダのモントリオール世界映画祭で最高賞に輝くなど国内外で高い評価を受けたほか、日本ではロングラン上映されヒットした。

 「つみきのいえ」は約12分間の作品で、海面の上昇に伴い上方へ建て増しした家を舞台に、1人暮らしの老人が家族との思い出に浸る物語。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞を獲得した。

 アカデミー賞は米映画科学芸術アカデミーが主宰しており、米国の映画関係者ら約5800人の投票で選ぶ。


 ハリウッドのコダック・シアターで行われるアカデミー賞授賞式は81回目を迎える。会場への通路は「レッドカーペット」と呼ばれるのは有名だが、最近はフジテレビ系列「爆笑レッドカーペット」が頭を占め、当地での盛り上がりに対し、自分が付いて行ってない。


 とは云え、作品賞の5作品(ベンジャミン・バトン 数奇な人生フロスト×ニクソン 、ミルク 、愛を読むひと 、スラムドッグ$ミリオネア) を見るとレベルが高いと感心してしまう。


兎に角、もう直ぐ発表、楽しみである。