インサイト発売・・・2月5日デビュー
ホンダの『新型 インサイト』が2月5日にデビューする。1999年に初代インサイトが発売されたが、実験車のようなスタイルは市場では受け入れられなかった。しかし、今回発売される新型インサイトはトヨタの『プリウス』を意識して作られた、ホンダの技術力の粋を結集させたものである。
プリウスが1.5リッターのエンジンに対しホンダは1.3リッターのエンジンである。もちろんパラレル方式で今までの流れは崩していない。燃費に関してはプリウスにおよばないようだが、価格帯では200万円を切り爆発的に普及しそうな勢いである。
今年の5月には3代目のプリウスがデビューするが、トヨタは旧型をしばらく平行生産し、旧型の値引き幅を大きく設定することによりホンダとの価格差を埋めるようである。当然販売網の強いトヨタのハイブリット車、そう安々譲れない状況である。
ホンダはF-1撤退、8耐もワークス不参戦等企業としてはスリムになって世界No1のトヨタに食い下がっているように見えますが、「ものづくり」に没頭している技術者はそんな事はどうでも良い事だと思うのです。トヨタの技術者であれ、ホンダの技術者であれお互いにお客様を第一に考えた戦いであります。
良いものをどちらが作るのか、楽しみに観戦しているのであります。